~つづき~
ぶつぶつと文句を言いながら動揺しているオヤジ。
その姿を楽しんでいる私と母。
そこへ…
ガチャ…
準備をすませたM登場。
M『それじゃ…行って来る…』
と、台所の扉を少し開け
顔を半分覗かせていて
こちらの様子を伺っているようだ。
オヤジ『おまえ今日デートなのか?』
母『気を付けて行って来るのよ』
私『……(ニヤニヤニヤニヤニヤ)……』
息子『M~M~、ねぇ!Mってばぁ~!!』
オヤジ『どこのどいつなんだ??』
母『帰りは早目にね~』
私『……(ニヨニヨニヨニヨニヨ)……』
息子『M~抱っこ~!!!』
と、Mの登場により一瞬にして私以外のみんなが色々と話しだした。
当の本人は
M『………………(^^;』
もちろんのごとく何を言えばいいのか分からないようだ。
M『…てか、オヤジ前話したじゃん?忘れたの?』
オヤジ『んなもん知るか!』
母『全然聞いてなかったみたいだよ~』
オヤジ『俺は認めんからな!どこの馬の骨かも分からねーやつなんか!』
M『…あ、はぁ。』
母『ちゃんと帰ってきてね』
M『帰ってくるよ!日付変わる前に帰るって言ったじゃん!それにそんなつもりないし~』
オヤジ『当たり前だ!!!何ふざけた事を言ってんだ!!!』
M『…ん、じゃ…まぁ…行ってくるわ…』
母『気を付けてね~』
私『時間なんて気にせずごゆっくり~』
オヤジ『親不孝者めが!!』
息子『M~!一緒に行くよぉ!』
オヤジ『おう!そうだ!!S(私の息子サン)も一緒に行ってこい!!』
私『Sも行くなら私も同伴しなきゃねぇ』
オヤジ『そうだな!!みんなで行くぞ!!!』
M『あー!!もう!行ってきます!!!』
ガチャン!!!
オヤジ『あ~…行ってしまった…どうしよう…』
母&私『………(笑)』
母『まぁまぁ。日付が変わる前までには帰ってくるって言ってんだし』
オヤジ『頭が狂いそうだ…』『男と女だぞ?しかも2人!!おまえは心配じゃないのか!?』
オヤジの八つ当たりが始まった。
私『別にいいじゃん!もうすぐに北海道行ってしまうんだから一緒にいたいんだよ~』
『ま、今日あたり盛り上がってしまうかもだけどね…きっと告白するのよ!!』
オヤジ『………あぁ~、親心というものを知らんのか!!分かるわけねーよなぁ…あぁ…』
私『…明日あたりオヤジの葬式になるかもね』
母『何言ってんの!』
オヤジ『…そうかもなぁ……』
この時はちらほらとオヤジはまだ笑ったりしていた。
でも相当なダメージを受けていたことは誰が見ても分かるくらいにダークなオーラがちりばめっていた。
そしてダークなオーラのまま夕飯を済ませた。
私と息子サンはいつものように家に帰り、お風呂を済ませてから寝床についた。
翌朝、家に食べ物がなかったし旦那はまだ深い眠りに入ったままなので
実家にちょっとお邪魔して朝食を食べに行った私と息子サン。
台所に行ったら母が1人いた。
母からの第一声が
『M…まだ帰ってこない…連絡もない…携帯の電源も落ちてる…』
ただいまの時刻
朝の8時半。
つづく。