涼しい〜〜
最高な空間でblog書いてます。
この自然豊かなエネルギーも。
読んでくれる人におくります。
前回の続き。
さらにたび重なる事件
あったのは
小学6年の夏休み終わる３日前。
夜10:30ごろ。
テレビがザザザザー。
さっきまで見てたドラマが映らなくなって。
これ見たら寝ようと思ってたのに。。
そのあとすぐ。
『おーーい！』
と祖父が一言。
『ばぁちゃん。
おじいちゃんが呼んでるよ。』
なんね。。
もう。。
寝ぼけながら
おばあちゃんが外に行き。
ふと。
なんか様子がおかしい。
なんでテレビが見れない？
次の瞬間。
『まりー！！』
やっぱりおかしい
慌てて外に出た次の瞬間。
もう3メートル前は火柱でした。
火にかこまれ前はまったく見えなくなって。
その時に浮かんだのは、
みんなが生きてるか？
妹は？
お金持って逃げなきゃ！
でもそーいう時にかぎって
古い木で作られたタンスが
全く開かない、、！
もういい！！そして
妹が寝てる部屋を開けたら、
妹は火に囲まれてました。
タイミングよくお父さんが
妹を抱えた瞬間で、
まるで見えてたかのように
私が開けた扉から外に妹を連れて走って出てくれました。
お父さんに
『おじいちゃんは？
おばあちゃんは？』
と聞くと
『大丈夫だから。もっと
遠くに逃げろ』
それだけ言われ外に走って出て、
おばあちゃんは外で
崩れ落ちて泣き叫んでました。
パニックで家の中に戻ろうとしたり。
『私がいるから大丈夫。
大丈夫だから。
落ち着いて。』
私は炎が燃え盛る家とバンバン割れる音。を見れなくて
隣の家の窓ガラスに反射して燃え盛る家だけを見ながら。。
おばあちゃんの背中をさすって
結果、家は全焼。
出火原因は自営業を
祖父母と父で営んでいて
個人で管理してたのですが、
機械から火がでて。
祖父は自力で消そうとして。
余計に燃え広がり。
家が隣接してたので全焼でした
あともう1つ。これ、
かなり問題になったそうですが
父が消防車を呼ぶときに、
電話で建物火災。家が燃えてる
と伝えたのに、
林野火災と誤認してたんです。
近くの木や田んぼが燃えてるだけだろう。
という感じで。
ゆっくり消防が来てたことで家が全焼したと。
消防士の方達はかなり怒られたとだけ聴いてます
この火事で祖父だけが
火傷しました。
火傷の重症度は3段階あるのですが、
祖父は2段階目の火傷。
額と頭と肩まわり
かなりひどい火傷で。
1カ月半ほど入院。
人間が怪我するなかで擦り傷、
手を切ったり縫ったり、骨折したり。
その中でやけどが1番重いみたい
祖父は何年経っても
病院からもった薬を塗り続けてたし
お酒を飲んだ時、
お風呂上がり、
食べものによって火傷した場所が痒くなって辛そうでした。
今は、私がエステ学校を通して美容・予防医療を学んで資格を取り
医療アロマや火傷に良い食べ物、
補助食品。知識があるけど当時は知らなかった。
おじいちゃんにもっと早くおしえてあげたかったなと思います。
家が経つまでの8ヶ月はプレハブ生活。雨が降ったらパンパン屋根にはじいてうるさくて
扱ったり、寒かったりそして、台風がきた時には飛ばされるんじゃないかと。。笑
公衆トイレ。
簡易お風呂が外に作られて。
この8カ月間は私は火がトラウマになって、
ガスの元栓を自分で閉めるまで眠れませんでした
そして
1番たいへんだったこと。
それは火事になって父は、
すごく恥ずかしいみじめだとか
人からどう思われるか
1番に気にして生きてきた父は
悔しさのあまり、毎晩お酒を飲んで怒って
大声を出してました
家は確か15畳くらい？のプレハブ。
狭いし、カーテンが仕切りで。めちゃくちゃ狭い
酔っ払って大声出されるのがほんと嫌なので
ほんとビクッとよくなってました。
父は祖父母と喧嘩も多々あり、
父は自分の個人経営の事務所で
寝るようになりました。
当たり前にいてくれると思ってた母。
当たり前にあると思ってた家が全焼。
たくさんのものを強制的に失うと、
本当に大切なものだけが見えてきたと思います。
たくさんの周りの方が助けてくれたこと。
リコーダーのもらいものでも、
誰か知らない人のおさがりでも。
ありがたいと感じて使えてました。
色んなものを失ってどん底になると人は、
より優しく強くなるんだと思います。
我慢強いというのが悪い面に出てた恋愛もしてきましたが
笑
実際ぜんぶ、ふくめて
今がすごくしあわせです。
