きずいたよ | †666号室†
真っ暗な 闇の中
何か がありました
何か とは何なのか。
それは私にも
分かりませんでした。
だけど
私は 何か に
とても強い 憎しみ を
持っていました。
私は 何か を
殺し続けました。
ずっとずっと
殺し続けました。
何か は 哀んでいました。
苦んでいました。
でも——
構わず 殺し続けました。
だんだん 明るくなった所で
何か が見え始めました。
何かは————
————自分でした
気付くのが 遅すぎました。
気付いた頃には
自分は もう
あの頃の様には 戻れませんでした