どんなセミナーを聞くより心に刺さる in 豊橋 | 相続書士® 青木克博

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昨日は名古屋にて生前整理アドバイザー1級講座の講師でした。
早朝に車で向かったのですが
お盆休みの大型連休初日ということもあり、名神高速は非常に混んでいました。
 
外気温同様熱い時間でした(^^)

 

 

受講生の皆様ホント暑い中お疲れ様でした!

 

 
さて、昼からは
 
生前整理普及協会の本部に立ち寄り打ち合わせ。
順調に打ち合わせも進んでいたPM4時ころ。
副代表ハヤシさんから、
「青木さん、この後用事あります?一緒に豊橋行きません?」と。
 
は?豊橋?今からですか? いやですよ。と最初は遠慮しましたが、
 
道中でも打ち合わせの続きしましょうよ!とのことで
 
そこで急遽、豊橋に行くことになりました。
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目的はこれだったのです。
豊橋駅の近く、芸術劇場で開催された
第72回中部日本高等学校演劇大会愛知県大会。
 
なぜ、これを見に来たか。
 
そこには生前整理との深い関係が。
 

 

参加校の一校、豊橋の桜丘高校ですが、

演劇のタイトルは 「断捨離家族」

両親が他界し、遺品整理をきっかけに実家に集まった兄弟と孫たち、

バラバラだったそれぞれの家族は

これからの家族の在り方について振り返るというストーリーですが、

 

2か月ほど前に、演劇部の子供たち20名と先生が
わざわざ生前整理普及協会のある名古屋まで
生前整理や遺品整理、相続について現状やリアルな声を聴きに来られたそうです。
 
そこでの大津協会代表の話を参考にストーリー構成されていったそうです。
 
内容は、一言で表せないくらい素晴らしかった。
 
高校生の子供たちが、遺産を巡ってあらそう大人の世界を見事に表現していました。
財産を前にした様々な人間模様
それを見ている孫世代が、親たちの言動に見るに見かねて一言を放つ。
 
天国から亡くなったおばあちゃんも天の声として現場に舞い降り、
子供たち兄弟の話し合いを見ている設定も素晴らしかった。
 
自分の生活に追われ、親のことを何もしらないことを突き付けられ。
もどかしさを感じる兄弟たち。
ちょっとした心のすれ違い。
 
バラバラになった兄弟たちは、なぜ俺たちはこうなってしまったのだろうと、
遺品整理の現場、遺品の中から、その原因が紐解かれる。
 
あの時、俺たちは仲良かったよなぁ。
 
高校生の子供たちは、
見事なまでに、
大人のしょうもない意地の張り合いや
身勝手な大人の一方的ないい訳を表現していました。
 
子供たちが演じる遺品整理、相続の世界。
 
どんなセミナーを聞くよりも、心に刺さるものがありました。
 
子供たちはどんな思いで、この世界を表現したのだろう。
子供たちの目にはこの世界がどう映っているのだろう。
 
 
帰りには豊橋名物のちくわを買ってもらいました。これは美味い!