今日は、南越前町、南条地区公民館にて行われた
福井県総合防災訓練 第2回調整会議に出席してきました。
この防災訓練は、8月27日(日)に南越前町日野川河川敷をメイン会場に行われます。
国の行政機関から、
県、市町の自治体、
陸自、海自、空自、
消防関係、
県警、警察署、
県内各地の医療機関、
交通運輸関係、
北電、ガス、NTTなどのライフライン関係、
その他各種団体、
そして住民の方々数千人が
総合訓練を行うのです。
ヘリでの救助や
トンネル崩落の救出や
今年はドローンも飛びます。
こんな県をあげての大防災訓練に
行政書士は、一体何をするかというと、
罹災証明書の交付申請のサポートです。
先だっての熊本大地震の時も、
行政書士が大きな活躍を見せています。
被災した人が自分で役所に罹災証明書の交付申請を
することは、非常に困難な状況にある場合があります。
そこで、行政書士が代行し、あるいはサポートして、
罹災証明書の発行をお手伝いするのです。
罹災証明書があると、
固定資産税や国民健康保険税が減免されたり、
被災者生活再建支援金をうけられたり
住宅応急修理制度を利用することができたり、
仮設住宅や公営住宅に優先的に入居することができたり、
災害援護資金をうけられたり、
金融機関によっては被災者に有利な条件で融資を行ってくれたり、
授業料が一時的に減免されたり、
災害保険金の受給ができたり、
とにかく、
被災したら罹災証明書が必要となるケースは多くあります。
そんな罹災証明書の交付申請の訓練に、
福井県行政書士会が、
なんと、
今年から、
初めて
参加させていただくことになりました。
県、市町の行政からは、
大きな期待を受けています。
災害は、起きないことに越したことはないですが、
備えあれば憂いなし ですね。
福井県行政書士会
副会長 青木克博