相続の行く末 | 相続書士® 青木克博

相続書士® 青木克博

福井県内唯一の相続専門事務所

これからは、確実に相続の質が変わる。



不動産を残せば、重宝された時代もあった。



資産価値あるのもを残せば良かった時代もあった。



でもそれは、今までの話。



ものにあふれた時代に育った私たち世代の相続人は、



相続財産と言われても、みなが欲を出すとは限らない。



いるか、いらないか、



それは、遺産価値での判断ではなく、



自分を取り巻く総合価値での判断。



ものを 追究するでもなく、



関係性を追究するでもなく、



少しでもストレスかかるようならすべて放棄する道も選ぶ。



資産がいくらあろうとも、



いらないものはいらない。



「無い」より、「あった」方がいい時代は もうとっくに過ぎていて、



できれば、「無い」に越したことはない。



資産価値は、その程度の価値になってくる。



わずらわしい関係性があるくらいなら、



しがらみを断てるなら、



迷うことなく、放棄を選ぶ。



家族との歩みをあきらめ、



逆に、破門を喜び、歓迎し、



家訓、伝統、文化、を 断つことを



徳のように重んじられる世の中が顔をのぞかせている。



相続の価値。



本当に大事な部分を忘れてはいけません。



資産価値ばかりに目を奪われると、



とんでもない方向にいってしまいます。





相続書士®  青木克博