先日、名古屋市在住の男性が相談に来られました。
実家の福井を離れて、数十年。
お父様が亡くなられ、ホームページを検索して訪問されました。
警戒心満載で、口数少ない感じの中年男性。
相談受付表の住所欄に、
『名古屋市緑区』
とだけ書かれたので、
『鳴海』のあたりですか?
と、適当に聞いてみると、
なんと、ドンピシャ!!
表情が和らぎ、
その後は、私が学生時代名古屋にいた話しや、
よくその周辺にまで遊びにいった話で盛り上がり、
心を開いていただき
お父様の話しや、今の自分の家族の話までたくさん。
そのまま相続手続の受託を頂きました。
私は、学生時代は、昭和区(八事)に住んでいて、
緑区方面には、よく行っていました。
『鳴海』というキーワードもたまたま覚えていた地名でしたが、
その方にとっては、
福井に来て、まさか鳴海という地名が出てくるなんて~ と、
勝手に感動していたらしいです。
後で聞きましたが、
相談の内容よりも、
鳴海という言葉が出た瞬間、この人に頼もう と思ったそうです (笑)
何が、ヒットして、その人の心に響くか分かりませんね。
引き出しはもっともっと多いほうがいいですね~