公正証書遺言作成の際、
病室で証人として立ち会うことがあります。
今日もそうでした。
精一杯の笑顔を見せてくれているおばあちゃん。
よろしくお願いしますと、何度も頭をさげて、
ありがとうございますと、また何度も頭を下げて、
帰る際も、ずっと、ありがとね~と、こちらを見ている。
自分のおばあちゃんと重なり、感極まりそうにもなりました。
事前情報として聞いているよりもずっと元気そうに見えたおばあちゃん。
私たちが伺うことを知って、必死に元気さを振り絞ったのでしょう。
長い病室生活で、おそらく死を目前に意識しているようにも見えます。
僕らに笑顔をみせてくれたことに深い意味合いを感じてしまいます。
少しでも長く、その笑顔が続きますように。