3.11に生まれて | 相続書士® 青木克博

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福井県内唯一の相続専門事務所

39年前の今日、私はこの世に生を受けました。

1年前の今日、日本に大きな震災があり、多くの生命が奪われました。

そして現在、

その被害はいまだ、大きな爪痕を遺したままです。

この1年、

日本全国民が日本人の誇りと日本人としての美しい魂により、

復興に向けて一丸となりました。

決して忘れてはいけない日。


3.11。


これまで38回の誕生日は、お祝いされることに、何も違和感を覚えなかった。

生んでくれた親に感謝する日、育ててくれた周りの人たちに感謝する日、

支えてくれた人たちに感謝する日 などと言われてはきたが、

そこまで真剣には考えてこなかった気がする。



それが、さすがに今年は違う。


何気ない日常にこれほど感謝できた一年はなかったし、

当り前なんて存在せず、「普通」がいかに大変な事なのかを痛感させられた一年はなかった。


今年の誕生日は、そういった意味では

これまでにない誕生日になった。

自分の考え方が、これほど素直に「感謝」に転じたことはない。

朝起きて、家族が一緒にいる。子供が隣で寝ている。

最高の幸せはすぐ近くにあった。

だから、今日は特別なことは何もしない。

できる限り普通に過ごしたい。

普段の日よりも普通に過ごしたい。

掃除して、普通にご飯食べて、スーパーに買いものに出かけて、

子供と戯れて、子供の宿題を見て・・・・。


普通に暮らせる幸せを噛み締めたい。

そんな最高に贅沢な一日を送らせていただきます。



今に感謝して。

健康に感謝して。

生かされていることに感謝して。


いつもと違うことといえば、

黙祷するぐらいかな。