昨日のニュースで、
身寄りのない女性の遺言書を偽造した疑いが強まったとして、
元組員ら4人を有印私文書偽造・同行使の疑いで逮捕したというニュースがありました。
女性が所有していた土地は遺言書通り容疑者に遺贈されたあと、
別の暴力団組長が代表者だった宗教法人を経て売却されていたとのこと。
1億円以上の預貯金なども遺贈された疑いがあるという。
利益の一部は暴力団に流れた可能性もあるとみて捜査しているという。
暴力団が、身寄りのないまま亡くなっていく高齢者の資産に狙いをつけ始めたとみていますが、
遺言書偽造の摘発自体、極めて異例のことです。
関係者によると、偽の遺言書はA4判ほどの紙に女性の筆跡をまねて書かれ、
女性の署名と押印があったといいます。
今後、このような、身寄りのないお年寄りはますます増えていく可能性もあり、
事件への発展していくケースが多々あることを懸念されます。