朝いちで、相続相談に伺いました。
先月夫を亡くされた奥様が相談者。
若い頃、相当苦労をされていました。
ご主人の関白な態度、姑からのいびり、厳しい住環境、経済的な困窮、などなど、
亡くなられた経緯と、これまでの日々を話され、その内こみ上げるものが・・・。
淋しいから泣いてしまうのも理由でしょう。
悲しいから泣いてしまうのも理由でしょう。
悔しいから泣いてしまうも理由でしょう。
しかし、涙ぐまれて、この方はおっしゃいました。
「ごめんなさい。自然に涙が出てきてしまいました」
「今まで、こんな話を聞いてくださる方は1人もいなかった」
「聞いてくれたことが嬉しくて」
長年、誰にも相談できずに、1人で耐えてきた、1人で抱え込んできた、
そんな女の魂を見た気がします。