共有地の行方 | 相続書士® 青木克博

相続書士® 青木克博

福井県内唯一の相続専門事務所

親の遺産(不動産)を兄弟で共有登記を希望される方へ


リスクはいろいろかかってきます。


代が変われば、いとこで共有することになります。


その後、それぞれに相続が発生するため


どんどん共有者は増えていきます。


その土地は、ほぼ活用は無理な状態になります。


維持管理行為以外は、共有者の合意が必要となりますし、


複雑な権利関係が予測されます。


子もそんな問題に関わりたくはないでしょう。


くれぐれも慎重に検討下さい。


一方、メリットもないわけではありません。


合意が必要なわけですから、


1人が単独で勝手に売り飛ばしたり、担保権設定したりする事を阻止できます。


それぞれ相続人の状態、環境など一切の事情を考慮して


最適な相続をする必要があります。