遺産の価値 | 相続書士® 青木克博

相続書士® 青木克博

福井県内唯一の相続専門事務所

1人暮らしのおばあちゃんが、

食うものもろくに食わず、

一生懸命にコツコツ貯めたお金。

通帳に遺った100万円程度が、唯一の遺産でした。

そんなに年金も多くはなく、必死で生活していたのでしょう。


その遺産。 価値としてどう思いますか?


私が相続人だったら、重すぎてもらえないと思います。

何のために貯めたのか?誰のために貯めたのか?

そこにどんな苦労があったのか?

何も遺志を遺さず、お金だけを遺していきました。



相続して使ってあげることが供養なのか?

でも、何に使っていいのか?

他人から見たらどうでもいいものでも、

自分にとっては宝物であるように、

相続財産は、評価が同じでも、それぞれ表情が違います。