日吉大社の西本宮と東本宮を参拝しました。
まだ時間があったので向かったのは西教寺。日吉大社からは徒歩15分ほど掛かるお寺です。
ここまで長い坂道が続き、まだなの？まだなの？って感じでした
拝観受付終了の20分前に到着、既に暗くなってきた
総門から入り拝観受付をします。
この総門は、先日記事にした坂本城の城門を移築したものだそう。
総門の先の参道の両側には塔頭が6つ並んでいます。
表門が国登録有形文化財になっている塔頭も多く、また紅葉がとてもきれいでなんとも風情ある参道でした。
ゆっくり歩いていたらあっという間に拝観時間が終わっちゃいそうなので、慌てて本堂などがある方へ向かいました。
この門の先に宿泊施設や御朱印がいただける大本坊があり、中心伽藍が回廊で結ばれていました。
滋賀県大津市坂本にある西教寺は天台真盛宗の総本山の寺院で、山号は戒光山。
ご本尊は阿弥陀如来で、開基は飛鳥時代聖徳太子にょると伝わるものの詳しいことはわかっていないそうです。
天台宗総本山の延暦寺、天台寺門宗総本山の園城寺(三井寺)に比べて知名度は高いと言えませんが、天台系仏教の一派である天台真盛宗の総本山として、400か寺以上の末寺を有するそうです。
元亀2(1571)年の織田信長による比叡山焼き討ちの際には西教寺も焼失。本堂は焼失の3年後に復興。ただし現存する本堂はその後改築されたものだそう。坂本城城主となった明智光秀は西教寺の檀徒となり、復興に大きく力を注いだそうです。
本堂
正教蔵 国登録有形文化財
大本坊から内部の見学に進みます。
イチョウの黄葉も美しいですね
書院、光秀資料室、客殿、本堂と続く伽藍を回ります。
客殿は通称桃山御殿と呼ばれ、重要文化財に指定されています。
こちらには豊臣秀吉の居城だった伏見城遺構である伝・狩野永徳が描いた襖絵などが展示されています。
内部の撮影は禁止なので写真はないので、ぜひ実物を観に行かれて下さいね。普通に見ることができてびっくりします。
庭園や境内の周りは撮影OKです。
こちらは小堀遠州作の客殿庭園。
裏山の急傾斜の山畔部を利用し、丸刈角刈の小刈込を駆使した観賞庭園。中央の池泉は琵琶の姿を取り入れた瓢型で、山畔の下部と池泉との間に小丘坡を築いた2つの石組で構成されています。
サツキが咲く時期や雪景色の時期も美しいようです
サツキが咲く時期や雪景色の時期も美しいようです
重要文化財に指定されている本堂では、特別公開中だった(12月4日まで)不動明王立像を拝観することが出来ました。
知らずに行ったのですが初公開だったそうです。
大本坊庭園
明智光秀公と妻煕子のパネル。
見ごたえあるし色々もっとじっくり見学したいのですが、拝観終了まで20分を切りました。
まだだ見学していないところもあり、どのくらい時間が掛かるかわからないので名残惜しいですが慌てて大本坊から出ました。
伽藍を出て進みます。
明智光秀一族の墓
妻煕子の墓。
そろばん地蔵
江戸時代の旗本で長崎奉行であった長谷川藤広と言う方のお墓が西教寺にあります。藤広は大津そろばんの元祖だそうで、珠算連盟大津支部の方がそろばん地蔵を奉納したそうです。
昔のそろばんなので玉の数が違っていますね。
宗祖大師殿唐門
真盛上人をお祀りしている宗祖大師殿は国登録有形文化財で、その周りの北門と唐門も国登録有形文化財です。
この唐門は1917年に建築され、麒麟の彫り物があります。明智光秀を主人公にした大河ドラマ「麒麟がくる」を思い出すような偶然
もちろん年代は全く違うので本当に偶然なのですが、なんか驚きの偶然ですね。
その事実に帰ってきてから知ったので、ちゃんと観ていなくて残念
残り10分を切ったので急いでお寺を後にしました。
ここは45分くらいで回るのはもったいなさ過ぎました。まだまだ観たいところがあったな～
また機会があったら次回はゆっくり参拝したいと思います。
主人がいただいた御朱印
坂本城の出現した石垣と坂本の街を見て回るくらいなら、主人の夜勤明けで十分だろうと出掛けたのですが、参拝した日吉大社や西教寺ともにとりあえずざっと見て回る感じで時間がいっぱいに。
他にも滋賀院門跡や日吉東照宮など行きたいところがあったのですが、全く時間が足りませんでした。次回は季節を変えてゆっくり歩いてみたいです。
今日は先週体調崩してキャンセルしていた美容院に再度予約していたのだけど、急遽お仕事に入ることになったので、再度キャンセル
明日こそ行ってきます、白髪染め早くしたい～
今日はお子さんが体調を崩して閉まった主婦さんの代わりにお仕事。
インフルエンザがかなり流行っているみたいで、学級閉鎖ばかりなんだそうです。今元気な方もそうでない方も、体調回復した方も、いつもよりも何倍も気を付けて生活しましょうね
とにかく免疫力アップですね～