ビフォーアフター、大切に愛していく | 京都の腸もみさん のぶこ女将

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銀座の女将が京都へ移り、京都で念願の腸もみサロン&腸活カフェ「腸活OKAMI LABO」を運営しています
腸のことや、食べ物のこと、そして日々の京都の暮らしまで紹介するブログです

LABOのオープンの投稿が続いています



今回はビフォーアフターを




私がこちらの店舗を初めて見せていただいたのは


昨年末12月の始めでした





15年くらい前まで


"木村屋"さんという名前で


洋食屋さんをされていたそうです



お店を閉めてから


しばらく開けていなかったみたいで


シャッターもサビで開かないほどでした




建物というのは


人が入らなくなると


空気が澱んでいくのです




広さは仁王門のお店より広く


真四角に近かったので


使いやすそう、というのが第一印象でした



下水やカビの臭いもあり


古い建物あるあるだなぁ、と思いましたが



不思議と


嫌な感じはありませんでした




実は


京都に初めて引越しして来た時に住んだのは


地下鉄東西線の二条城前駅からすぐのところで




勤務していたホテルが東山駅から徒歩で


八坂神社まで徒歩で通っていました




帰りがいつも終電近かったので


東山の交差点に向かって歩くか


または


古川町商店街を通って東山駅まで歩いていました




その頃


私は東山三条の交差点の辺りが


オレンジ色の街灯で


ちょっと苦手、気味が悪くて



小走りで通り過ぎた覚えがあります




今は全く感じないから不思議だけどねw




ホテルに勤務していたので


京都の歴史を学び直してたんです


そうすると


京都七口の話、粟田口の刑場


三条河原の処刑場、晒し首、、、




頭の中でそんなワードがいっぱいになり


気味が悪い、と固定観念を持ってしまったんだと思います




それが不思議、今ではそんなことを微塵も感じなくなっていて



むしろ


それらの見えないものと共存というのかな?



受け入れられる体質??になったというのかな?




あぁ、こちらにいらしたのね見えないけど感じるわよ、


みたいな感覚?



でも悪さはしないのよ




ちょっとオカルトチックな話になっちゃったけどw



今ではここに呼ばれて来た気さえしています











そして


今回、すごく感じたのは



毎日毎日通って


空気の入れ替えをして


たくさんの職人さんや人が入り



気の入れ替えがあり



また


柱や梁を拭いて磨いて


床を洗って磨くことで




お店が生き返り


喜んでいるような気さえしています




今日も朝から夜まで


ずっといましたが




スタッフの皆んなが退勤してから


1人でカウンターに座って事務作業をしていても


"ここにずっといたい!"


と思える空間になったなぁと




改めて感じています




今日、私のワガママに付き合って


向き合ってくれあ内装のアキさんがいらして



"本当に毎日毎日恋人に会うように通ったから、他人に取られちゃうような感覚でした"




っておっしゃってて



"なんかね、毎晩通えなくなっちゃったのがちょっと寂しいような気がしちゃうんです"




て。



わかる、すごくわかる。




それだけ一心に向き合ってくださったんだよね



いい空間になるはずです




大切に愛していきます



京都という地に根差して。