5年振りの再会で50歳からの時間を振り返る | 京都の腸もみさん のぶこ女将

京都の腸もみさん のぶこ女将

銀座の女将が京都へ移り、京都で念願の腸もみサロン&腸活カフェ「腸活OKAMI LABO」を運営しています
腸のことや、食べ物のこと、そして日々の京都の暮らしまで紹介するブログです

前職の時のスタッフから



「〇〇さんとおっしゃる方が食事にいらしてます。

ご存知ですか?」



とお昼にLINEが来ました




"〇〇さん??ってあの〇〇さんかな?"



頭の中の記憶をめくる



京都に来る前に女将をしていたお店の常連さんで


私が京都に行く直前に


彼女は乳ガンを患い抗がん剤治療を始め



京都に移って少しして連絡したのだけど


全然既読にもならず



もしかしたら…




ずっと気にかけていた方…




連絡をくれた子に


私の記憶の中の特徴を伝えて確認する




どうやら間違いない




「これから LABOに行かれるそうです。場所はお伝えしました」




しばらくして


彼女は LABOにやって来られました



私の私服姿?を見るのが初めてだったから


最初、驚いていらしたけどw


そもそも髪もアップにした和服姿しか知らないw


誰??w



少しずつ話すうちに


お互い打ち解けてきて



どうやら、携帯の機種変をした時に


私の連絡先が消えてしまったらしい




私は病気が病気だったし


治療もキツそうだったから


もしかしたら…と気になっていたことを


正直に話しました



良かった…



彼女とはプライベートでお会いした事もないから


気にはなっていたけど


連絡を取る手段もなく…だったから




私が最後に伝えた京都の勤務先へ行けば


私に会えるか


または


いなくても何か情報が得られるんじゃないか…




と思って前職のレストランを訪ねてくれたそう



まさか


そんなことまでして


私を探してくれたなんて!




嬉しかった赤ちゃん泣き




5年振りの再会でした




夕方に腸もみのご予約が入っていたのだけど


今日お手伝いに入ってくれてたMさんが


気を利かせてくれ

(ナイスアシスト!ありがとう)



私の腸もみが終わるまで


きんだあらんどさんへお連れしてくれて


腸もみ終わりで合流



東京行きの新幹線までの時間


軽く食事をして


改めて再会を喜び合いました




大病をされてから5年


乳ガンの寛解は10年



今年50歳の彼女は


これから60歳までの10年間をどうやって生きようか?


と悩んでいました



"のぶこさんは50歳の時から今の55歳まで、どんな5年間でした?"


と聞かれて…




50歳って区切りといえば区切りかもしれない



私が50歳の時は…



そうそう、京都に移ってきた年



私もいっぱいいっぱい悩んだ


どうやって生きて行けばいいか


いっぱい悩んだ



悩んだ先に今があって


まだまだ年なんか関係なく


新しいことにチャレンジしていくつもりでいて



いつも崖っぷちに自分を立たせてるんだと


彼女に伝えた



そう


崖っぷち




崖っぷちに立たないと


怠け者の私は奮い立たないのだ




彼女がタクシーに乗るまで


京都の路地を歩く



「春にまた京都に来ます」




ポツリと言った




春には私も移転して


リスタートする予定



口数少ない彼女が


春に何を話すだろうか



今から楽しみである