ナース仲間の一人から、
また怒りが込み上げる事実を聞きました。


今、コロナ禍で医療福祉に携わる医師やナース達がどれだけ負担を強いられているか、みなさんもご承知だと思います。
いやそう願いたい。


しかし、その負担を余儀なく強いられている医療従事者に対し、人権を否定されるような言葉や態度をする方達がいます。



今回話を聞いた内容は、
外来ナースの人達の話です。


今、軽度の風邪症状では病院にかかり辛く、外来は閑散としている中でも、
長期にわたり慢性的な疾患を抱え、定期的なフォローをしなければならない方達もいる訳です。


定期的な検査も当然必要になってきますが、
医療側は、その様なハイリスクな方にコロナに感染させないよう、細心な注意や対策を施しながら対応をしています。


例えば、使い捨ての手袋やエプロン、
一人の方の処置が終わる度に、充分な手洗い、手指の消毒などです。
マスクはもちろんです。


この事は、医師はもちろん、
感染対策のプロであるナース達は緊張感を持って対応をしています。


しかしこの緊張感を過剰に患者さんに伝わらないよう、普段通りに笑顔で穏やかに接しているはずです。


医療従事者は患者さんのために必死なんです。
患者さんを守る使命のために、
緊張感を外に表出しないよう強い精神力で、
何とかギリギリで踏ん張っている訳です。



そんなナースに対し、
採血や処置をする際、
「あなたは看護師で汚いからあんまり私に触らないで欲しい」
とか、
「私の目の前で消毒してから触って下さい」
とか、
廊下等ですれ違う時は、
「看護師さんに当たらないよう歩きなさい」
と、母親が子供に言うそうです。


私達はバイ菌ですか??



毎日毎日ピリピリしながら対応をし、なるべく不安にさせないよう自分を押し殺してまで勤務している医療従事者は、なんの為に働いているのか分からなくなりますよね。



医療従事者は、
どんな環境や人種、
いかなる立場の方も偏見を持たず、健康に過ごして頂けるよう使命感を持って従事しています。
当然、外来ではコロナの陽性者が出る場合もあります。
その際は万全な感染対策を行い、患者さんに安心して受診して頂けるよう尽力しています。

それなのに医療従事者には何を言ってもどんな態度を取っても仕方がないと許されるんでしょうか。




今、世界で未曾有の事態になり、日本でも死亡者が増えています。
日本は大丈夫とあぐらをかいていたつけが、深刻な事態に繋がってしまったと私は考えますが、
今更そこの責任の所在をあーだこーだ追及したところで、亡くなった方は帰ってきません。



医療従事者は、
今の現状を収束する事を祈りながら、目の前の患者さんに向き合うしかありません。
毎日毎日、本当に必死なんです。
ストレスで潰されそうになる自分を自覚しながら、必死に踏ん張っています。
これ以上、家族にさえ看取ってもらえず、一人で最期を迎える悲しい方が出ないよう、
細心の注意を払いながら踏ん張っています。



どうか、心ない対応や言葉で医療従事者を更に追い詰める事は止めて頂きたい!
言葉の暴力は止めて頂きたい!





私が聞いた話のナースはまだ20代でした。
まだまだこれからナースの仕事のやり甲斐を感じたり、スキルアップをしながら今後の医療を発展させる可能性を持っていたのに…


ほんの一部の心ない人達のせいで、
これからの若い芽を潰されてしまいました。


前のblogでも書きましたが、
他にもそんな目に合ったナースが続出しています。


人間、窮地に立たされると本性が出ると言いますが、恥を知りなさい!と今回も言わせて頂きます。




どうか踏ん張っている医療従事者が、
早く普段通りの業務に戻れますよう願うばかりです。


そして今、そんな医療従事者に対しても、
メンタル的なケアが必要だと考えます。


どうか医療従事者の気持ちを理解して頂きたいと思い、blogに挙げました。
こんな窮地こそ、
お互い様精神が必要だと思います。
どうかご理解をお願い致します。