先日購入したVictorの完全ワイヤレスイヤホン「HA-FW1000T」2日ほど使ったので感想と、今手持ちのSONYの「WF-1000XM4」とBOSEの「Quiet Comfort Earbuds」との比較などを軽くしていこうと思います。
まずは写真から。(暗めの部屋で撮影したのでピントが合わずボケ気味です。)



ケースサイズはBOSEとSONYの中間くらい。
ケースはマットなブラックで触り心地など高級感があります。
ケースやイヤホンにもビクターおなじみの蓄音機と犬(ニッパー君)が印刷されています。
蓄音機で亡くなった主人の声が聴こえ、それを聞いているそうです。

今回のVictorの機種の売りはVictorでは、木の振動板を使ったスピーカーなどが有名で、それをヘッドホン、そして更に小さいイヤホンにもその技術を落し込んだことです。
更にK2テクノロジーというものが入っており、これは独自に低品質な音でさえハイレゾ相当にアップスケーリングしてくれる機能も入ってます。
コーデックもaptX adaptiveに対応しており、対応した再生機ならハイレゾ音源も聴けます。

私のスマホはXperia 5iiなので、対応。
しっかりと24bit/96khzで出力されているのも確認できました。

さて音ですが、広い音場に優しい音。
ギターなど綺麗に奏でてくれてます。
音が広がるような印象で耳元でなっているというより、その空間にいるかのような音でした。
全てのジャンルの音楽というより、バラードやオーケストラなどの音楽とのマッチがいいです。

ノイズキャンセリングは私の感覚だとSONYと同等。
外音取り込みは音楽が一時的に下がって周囲の音を取り込む方式。あまり実用的ではないかな。

総合的に見て、どれか一つ買いたいなら、どんな音も平均的に聴けるSONY。

幾つか完全ワイヤレスイヤホンを持っていて、違った味付けの物も欲しいならVictor。

BOSEは、音的にはこれら2つの中間的な位置にいるかなと思う。
BOSEの低音の広がりがVictorと少し似てる気がする。
圧倒的なノイキャンなら、未だにBOSE一強です。
ノイキャンを強めると低音がボワつくのが仕様上あるそうなのですが、BOSEはそれを活かしてBOSEサウンドというものを作ってる気がする。

それと、ゼンハイザーのMomentum3も発表されましたね


木綿2は過去に持ってましたが気になりますね。
木綿2の時も空間表現が凄いと言われてましたが、Victorがそれを超えてきたので、3の出来が気になるところです。
それとBOSEの新作も今年には発表があるのかな?