https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231105/k10014234481000.html 

投手起用・用兵が光った。負けた第6戦は、第2戦の敗戦投手西を継投1番手に持って来た。ソロホームランを打たれたが、ロングリリーフの役目を果たした。西をロングリリーフ要員にすれば阪神はもっと強くなるとかねがねおもっていたので、今後検討してもらいたい。

先発の村上は敗戦投手だが、第1戦の勝利投手なので、こういうこともあるという感じだ。

第7戦は、岡田采配・用兵のオンパレード。先発は、今シーズン調子の悪かった青柳。クライマックスシリーズでも投げなかった。しかし、昨年より調子が出ていないと言っても、今シーズン8勝で、後半5勝もしている。岡田は、早くから第7戦は青柳の先発を考えていたようで、わざわざ呼んで言い渡していたと言う。青柳も期待に応えて0点に抑え、勝利投手まであと一人のところを、走者をためていたので、大事をとって島本に変えた。

その後は、第3戦敗戦投手だった伊藤で、ロングリリーフでこれまた零封した。

9回には桐敷を出し実績を作らせ、あと一人になって岩崎で締めくくった。

シリーズ全体では、シーズンで3度クローザーで失敗して2軍に落としていた湯浅を呼び寄せ、危ない場面で使い成功した。

第6、第7戦ではノイジーを5番に起用したが、それまでホームランの出ていなかったチームに2つのホームランをもたらした。まさに好球必打の2発だった。

これからの阪神は、ますます強くなると思わせる最終試合、名采配だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bb0325bd2f4d623503d082c3bd29a0eddc35531b