フランス映画。夫と離婚し、子供たちが夫と暮らす一人暮らしの中年女が、フェースブックの虜となり、男性遍歴を始め、精神科医の治療を受けていることから、映画は始まります。

正直、最初は単調で、面白くありませんでした。うとうととさえしてしまいました。

しかし、彼女がなぜ離婚したのか、夫が出ていったのかが明らかになり、それがやはり自分が思ったとおりのことだったのですが、それで深く傷つき、フェースブックにのめり込んでいく理由だと分かり、おおいに興味がわきました。

フェースブックで、意図的に近づいた男性が、死を選んだと聞いて、女性は傷つき、ついには精神病院に行きます。フェースブックの返事で、自殺する男性がいるものかと思いますが、やがて全てが解ります。

すべてを知った女性がどうするか。私は、死を選ぶと思いましたが、それは違いました。
 
駄作と思った映画が、実はとんでもなくミステリアスで面白かったです。