安倍政権の無駄遣いの例は、防衛費については以下を見て下さい。

https://lite-ra.com/i/2019/02/post-4523-entry.html

さらに、つい最近は、年金運転資金の投資失敗で14兆円の赤字を四半期で出したというのに、年金支給額が減ることはないと言ってます。

なぜ自信を持って言い切れるのか。不思議です。

防衛費を含め財源は、税金と国債発行で作ります。年金も、このまま行くと足りないとなると、税金、国債に頼らざるを得ない。

私は、安倍政権がここに来て、一大決心をしたのではないかと邪推しています。それは、国の借金である国債を償還しないのではないか、ということです。荒唐無稽です。しかし、やろうと思えばできます。

つまり、今、国債は大量に日銀が買い支えています。この国債をさらにどんどん日銀に買わせる。事実上、禁止されている日銀引き受けと同じではありますが、国債の償還するおカネの原資にする借換債を発行している限り、法律違反ではないでしょう。現実に今も行われているのですから。

しかし、日銀の国債購入が増えると当然インフレになります。日銀は貨幣価値が減るのを極端に嫌いますから、銀行に、日銀に売った国債売却益を市場に出さない、場合によっては、日銀にある口座に積んでおくよう“指導”します。そうして、カネがだぶつくのを防ぎます。

多分、安倍政権はここまでは考えておらず、これだけ金融緩和しているのに、なぜ物価が上がらないのか、上がらないなら、国債で借金をしてじゃぼじゃぼ財政資金を増やしても、そんなにインフレにならないだろうと考えているんじゃないかと思います。

じつは、市中にカネがじゃぼじゃぼ出回らないよう止めているのは、日銀プロパーの連中で、もし日銀の口座から銀行が引き出したり、銀行がどんどん貸し出したり、あるいは、企業が内部留保を取り崩したりすれば、恐らく大インフレになり、日銀プロパーらはそれを心配して、カネが出回らないようにしているのではないかと、何の根拠もなく、想像しています。

もちろん、財務省出身の黒田日銀総裁は、あずかり知らないでしゅう。

日銀にある国債はどうするのか。当分は、借換債発行でもたせ、それでもたなくなったら、日銀が償還の執行をしないと発表し、銀行が日銀に国債を売った売却益は、当分の間日銀か銀行に封印しておくのではないかーと言うのが、私の想像、いや、邪推です。