手賀沼の近くの白樺文学館と志賀直哉邸跡の近くに、朝日新聞の記者だったジャーナリストの杉村楚人冠邸が残っており、そこが記念館として使われています。

杉村は、志賀直哉が白樺派の著名人としては最後に我孫子を離れた後、居を構えました。ですから、白樺派とは関係がありません。

杉村は、夏目漱石と親しく、やりとりした手紙が残っています。英語の表現で、言い方があるのかどうか、ユーモアたっぷりの往復書簡もあります。

杉村は、幸徳秋水の自宅に警官が張り付いている様子を揶揄した記事を書いてます。自由主義者の面目躍如と言ったところです。

杉村楚人冠記念館は以前もアップしましたが、もう一度どうぞ。

嘉納治五郎と杉村楚人冠の墓は、松戸の八柱霊園にあると聞きました。

近くの楚人冠公園で











楚人冠記念館の中。このあたりまでは写真が撮れました。




楚人冠記念館の外見。




楚人冠邸の庭の一部でした。