庭は綺麗に手入れされ、モミジも色づいていました。



歌碑もありました。


柳宗悦の家は、やがて柳が我孫子を離れ、他人の手に移ります。柳はそれでも、風光明媚なこの地を去りがたかったようです。
 
元最高裁長官らを経て、柳姉弟の縁者であった歌人の村山正八がこの家に住みます。村山は、数年前に100歳を超えて亡くなったそうです。

庭掃除をしていたご婦人は、村山の娘さんでした。かつては庭を開放していたそうですが、中には酔っぱらいや庭にゴミを捨てる人がいて、開放するのは止めたのだとおっしゃってました。

我々は、たまたま庭に入れる僥倖に恵まれました。感謝です。