《参戦者団体はこれらすべてを虚偽、ねつ造だと主張する。さらに、自分たちが「戦友」と呼ぶ一部の参戦軍人による虐殺証言さえ認めない。参戦者団体は昨年4月7日、ソウルの曹渓寺(チョゲサ)で開く予定だったベトナム戦民間人虐殺被害者招請行事を妨害した。彼らは被害者を老若男女にかかわらず「民間人に偽装したベトコン」と断定した。彼らにとってベトコンは、当然に殺さなければならない敵だった。性的暴行は全くなかったし、女性犠牲者の胸をえぐり取ったのはベトコンだったというのが彼らの主張だ。》

どこかの島でのことは、証言者の嘘が分かった。それを事実だとして書いていた新聞社が調べた結果だが、おかしなもので、ひところまで同じように証言者にだまされ書いており、現地調査をしなかった新聞社が、鬼の首を取ったのようにこの新聞社を批判している。そして、世界中で強制連行がなかったかのような書き方をしている。

ちっとは、自分の国のベトナムでの悪事を暴こうとしている隣国の人を見習ったらどうか。