時は永禄11(1568)年、織田信長の命を受けた滝川一益の軍勢が、現在の三重県菰野町・湯の山温泉にある三岳寺に押し寄せます。このお寺は、平安初期に開かれたと言われる天台宗山門派の寺院で、僧兵数百人がおり、これに立ち向かいます。
 僧兵らは勇敢にたたかったものの、戦いの利あらず、ついに寺院は灰塵に帰します。伊勢の寺院の多くは、ほぼ同時期に焼打ちされました。ほとんどが天台宗のお寺です。本山の比叡山が焼打ちにあう3年前のことです。

 祭は三岳寺の僧兵に由来しており、三重県下最大の炎の祭典とも言われています。

並んだ燃え盛るたいまつの中、重さ600キロもの神輿が担いだ人々が温泉街を練り歩く「火炎みこし」が、何と言っても見どころです。このほか、花火の打ち上げ、ステージでのじゅんいちダビットソン・ヒライケンジのタレントショー、パフォーマンス、夜店屋台等も開催されています。

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