成田から、わずか5時間足らず。香港を何度も訪れる日本人は多い。魅力に富むこの都市に、60歳にして初めて行きました。


 本来の目的は2度目のフィリピン旅行であり、香港は生き返りに、ちょっと立ち寄るだけですが、香港市民の活気あふれる生活に圧倒される思いでした。




 成田発全日空909便は、10月1日の火曜日午前10時に出発、現地時間の午後1時45分に香港国際空港に到着しました。香港時間は、日本より1時間遅いので、所要時間は5時間弱となるのです。



チャッツワースの庭にて



 翌日、フィリピン行きの航空機に乗るために、ホテルは、空港に近いリーガル・エアポート・ホテルを取っておきました。確か、歩いて行けるとインターネットに書かれていたので、第1ターミナルの空港ロビーで、ホテルの名前の掲示板を一生懸命探したのですが、ありません。誰かに聞かなければと思っていると、いくつかのホテルのブースがあり、その中にリーガル・グループのがありました。


 さっそく聞いてい見ると、若い男性担当者が、空港の見取り図をくれました。


 「向こうにスターバックスが見えるでしょう。あそこの裏に、ホテルへの通路がありますので、そちらに行ってください」



チャッツワースの庭にて

チャッツワースの庭にて

 スターバックスに近づいて行くと、確かにホテルが見えます。その裏を通って、前方に進んでいくと、



チャッツワースの庭にて
大きな吹き抜けが出てきました。右側に進むと、ボーイが


「レセプションはその先です」


と教えてくれました。


 吹き抜けの回りを進んでいくと、間もなく、レセプション、いわゆる和製英語でいうフロントが現れました。時間も時間なので、あまり人もおらず、すぐに自分の番です。


予約は、インターネットでagodaを通じて行いました。agodaの予約が通じていなかったという声をネットで見たこともありますが、6-7年前のノルウエェー・イギリスの旅も、5年前のフィリピンへの旅も、一部のホテルの予約にagodaを使って、何の支障もありませんでした。ただ、どういうことが起きるとも限らないので、一応、agodaで予約した画面をコピーして、クレジットカードの支払い通知のハガキも用意してきました。


 ちなみに、香港までの往復は、全日空のマイルを使いました。アメックスのポイントをせっせとためて、すべて全日空のマイルに移行したのです。まだ、多く残っているので、来年また使うつもりです。


 アメックスのポイントは期限なしだと聞いています。また、全日空のマイルも、期限はあるが、期限が来る前に、全日空マネーとか言ったかな、それに換えれば、期限が延びるみたいですね。まだやったことがないので、詳しくは知りませんが・・・。


 そうそう、成田で、アメックスのキャンペーンをやっていたのを思い出しました。その中の女性に、「経営者の方でしょう」と言われて、苦笑いをしてしまいました。いちおう、会社を設立したばかりですが、社長兼社員兼雑用係のたった1人の会社です。しかも、まだ一銭も稼いでおりません。今度の旅は、ビジネスの種を見つけるものでもありますが、「そうです」と答えられるはずもなく、「いえ、定年退職したばかりです」と言っておきました。


 「マイルが貯められますよ」と勧誘してくるので、「実はそれで旅行に行くんですよ」と言ったら、「ありがとうございます」なんて言ってたっけ。


 さて、チェックインが無事終わりました。何のトラブルもありませんでした。部屋に向かいましょう。



チャッツワースの庭にて

 なかなかきれいなホテルじゃないですか。


 部屋の中に入ると



チャッツワースの庭にて
 部屋もまずまず。


 ところが、着替えて、トイレに行ったら、事件発生。


 便器の水が流れません。最初ちょろちょろとしていたんですが、そのうち、まったく流れなくなりました。


 さて、どうしようか。出すものを出してしまったし、これで、直してくれと頼むと、ちと恥ずかしい。ともかくも、大じゃなくてよかったけど。


 で、はたと思いつきました。水槽のふたをあけて、水の中に使っているチェーンを引っ張り上げたのです。そうしたら、流れました。これで、おしっこの痕跡を消せました。めでたし、めでたし。


 それから、おもむろにフロントに電話しました。


 なかなか英語が通じません。まあ、私の英語はたいしたことないのですが、それでも、欧米の国々よりも通じないですね。


 それは、やはり、事実でした。英国の植民地だったのに。これについては、後でまた、説明します。


 ともかく、日本人スタッフがいるからと言われ、代わってもらいました。それで、さっそく人が来てもらうことになりました。日本人スタッフではなく、中国人(香港人というのかな)女性です。


 そうしたら、今度はエンジニアを呼ぶといいます。これまた、エンジニアだけ聞き取れました。


 そのエンジニアやらとかが、やって来て、ようやく直してもらいました。


  やっと外出できます。その前に空港に言って、翌日の確認があります。


  翌日搭乗するエアーアジアは、東京の案内に電話して、カウンターが第2ターミナルだと聞いてきたので、そこに行ってみることにします。


 香港国際空港は、リーガル・エアポート・ホテルの掲示こそありませんでしたが、いたるところに



チャッツワースの庭にて
 掲示があり、分かりやすいですね。大きい字は中国語ですが、下に英語が書かれており、図まで載ってます。


 第2ターミナルも、第1から歩いてすぐのところです。上の写真は、第1の行く先が示されているので、ここは第2ですね。


 このエレベータを上っていくと、



チャッツワースの庭にて
 ありました、ありました。エアーアジアのレセプション、カウンターです。


 これで一安心。やっと街に出ることにしました。



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