昨日の日経新聞の記事に、興味深い話が出ていました。


 7面トップ記事


「中国、現職閣僚級を調査  石油閥、周氏側近『重大な規律違反』」


 その脇に、分析記事として「習主席、政敵一掃狙う」


 とあります。


 江沢民がかつて後ろ盾だった周永康前常務委員の側近である蒋潔敏・国務院国有資産管理委員会主任を、汚職の疑いで調べているというものです。


 もし、これが本当なら、習近平は江沢民と手を切ったのか。さては、毛沢東に倣えと言っていたのは、江沢民を欺く手だったのか。だとすれば、尖閣などで激しく日本非難を繰り返す江一派に、習は嫌気がさして来たのか・・・なんて期待しちゃいます。


 しかし、一筋縄ではいかない中国のことです。これは、周や永が江沢民のいうことを聞かず、お金を回さないことから、江沢民が怒って、習をたきつけてやらせているとも考えられます。だから、江の後ろ盾ではなく、かつての後ろ盾と、過去形になっているのではないか、とも考えられます。


 このあたり、もうちょっと分析してほしいところです。


 それにしても、中国は分かりにくい国です。


 もう少し、分かりやすくしてもらいたいものですね。


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