みたいですね。積極的な金融緩和にもかかわらず、長期金利が上がらないとは、面白い現象ですし、ありがたいことです。


 これはまず、日銀による市中からの国債買い上げをやれと言われて、やっと日銀が本気になったのと、今日の国会で次期日銀総裁(候補)が、これまでやってなかった3年以上の国債購入も行うことを示唆する発言があったことで、さらに長期金利は下降したそうです。


 確かに、日銀購入が増えれば、玉が市場から減るわけですから、やがて国債価格は上昇し、それとともに利回りは低下する、その時に国債を売ってもうけようというわけでしょう。

 

 となると、売り時が来たと見た場合、一斉に売りに出るでしょうから、放っておけば大暴落、金利は急騰です。日銀は買い支える必要があるでしょう。


 でもまあ、先のことを考えても仕方がない。ここは、現況をよしとして、ありがたく受け止めておきましょう。国債が下がりそうになれば、借換債の償還の引き伸ばしなど、まだ手はあります。でも、本当は、徹底的は行財政改革をしておくのが筋ではあるんですがねえ。


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