今日で、サラリーマン生活最後の冬休みも終わりです。それで、先月に予約しておいた歌舞伎を見に、新橋演舞場に行ってきました。


 冬休みと言っても、年休消化で大目に取っただけですが、おいしいものを最後に用意しておいたわけです。しかし、驚きましたね。夜の部が午後4時に始まって、終わったのが午後9時。前2回は、こんなに長くなったような気がしましたが・・・。


 出し物は、

一、ひらがな盛衰記 逆櫓

一、仮名手本忠臣蔵 七段目 一力茶屋の場

一、釣女


 いやあ、実に面白かったです。幸四郎もよかったが、仮名手本忠臣蔵の吉衛門の寺岡平右衛門と芝雀のお軽の兄妹がやり取りするところが、素晴らしかった。情と忠義(武士道)と気概とが、それぞれ交錯して悩む姿、外国人もたくさん来ていましたが、どこまで理解してくれたでしょうか。


 ところで、なぜ仮名手本忠臣蔵というのでしょうか。借りた無線受信機の解説によると、仮名手本は仮名が48字なので、討ち入りをした人数(大石内蔵助がのが逃がした足軽の寺坂吉衛門、歌舞伎では寺岡平右衛門が入って48人になるんじゃないでしょうか)と一緒だからということだそうです。忠臣蔵の蔵は、内蔵助ということだそうです。つまり赤穂48士・忠臣内蔵助ーということらしいです。


 今日は、掛け声の人が多かったです。5-6人いました。その中には女性もいましたね。


 「高麗屋」「播磨屋」「中村屋」「大和屋」などと、飛び交ってました。私は、とても入れません。というわけでデビュー戦はお預けです。いつデビューするかわかりませんけどね。


 今月は、浅草公会堂で勧進帳もあるし・・・。また、行ってこようかな。


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