中国は、噴飯ものを発言を繰り返している。最近はめっきり話題に上らなくなった韓国もそうだったが、取り合えず中国を取り上げたい


 ●習近平国家副主席「国有化は茶番」

  

  1970年代まで、日本の領有について一言も言わなかった中国が、石油があるとみるや領有権を主張し始めたほうが、よほど茶番である。


 ●温家宝首相「日本は自作自演で茶番劇を演じている」

   

  自作自演の茶番劇を演じているのは中国。昨日の夕刊紙に乗った共同通信電では、デモにやってきた福建省の人間が「120元もらって参加した」と言っていたと報道している。バスの近くでは、公安警察が「もっと人を集めろ」と叫んでいたとか。【CCJE】重慶・中日交流会様によると、カネが流れるのは、中国では当たり前のことで、たいてい、地方政府なりカネを受け取る機関(あるいはその中の人かもしれないが=かっこないのは、私の想像)が、中抜きしているのだとか。まったく、馬鹿臭いこと考える連中だ。



 ●李克強副首相「戦後国際秩序への挑戦だ」(パプアニューギニア首相との会談で)


 戦後国際秩序を乱して挑戦的になっているのは中国だ。フィリピン、ベトナムなどとの領土問題は、最近になって中国が領有権を声高に主張して、艦船を出して紛争を起こしているからではないか。中国が好き放題するのを許したら、今度はパプアニューギニアですよ。



 ●賀国強氏「ともに第二次世界大戦で甚大な被害を受けた」(ポーランド外相に対して)



 ポーランドはドイツと戦って、日本と戦ったわけではない。しかも、ポーランドはEUに加盟しており、ドイツとは同盟関係。こんな時代錯誤な発言にはついていけないんじゃないかな。日本とも、今や同じ自由主義国同士で、関係は悪くない。



 中国指導部には、本当に困ったものだ。世界中は、常軌を逸した国、自分の都合ばかりを考える迷惑な国と見ていたが、コストの安い労働力で世界の工場になるのと、大市場なので、まあ聞き流していたと思う。しかし、世界の工場としての役目もそろそろ終わりだ。市場と言っても、一人っ子政策で、いつまで続くかわからない。何よりも、共産党一党独裁で自由主義国家でない怖さというものが、今度の騒ぎで、またも露呈された。


 これから、中国に対する警戒心が、もっと出てくるのではないだろうか。


 中国が変わるのを中国人が望むなら、中国共産党をまず否定することだ。胡錦濤、温家宝、李克強が、軍などの保守派・強硬派を慮ってこういう発言をしているのだろうが、そんな体制の国は、世界中の自由主義国から信用されない。それから、もっと経済人のいうことに重きを置くことだ。ごく最近、中国では、日本の資本が引き揚げ、日本との貿易が減少すれば、中国経済に多大な打撃を与えるという声が多数出てきている。


 軍には、そういう考えがまったくないから、後で痛い目に会うのは中国自身であり、国民である。日本もかなり影響があるが、発展途上の中国の影響は甚大だろう。


 共産党も軍も早々と退場すべきだが、そういう目に合わなければわからないかなあ。


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