防災対策庁舎の回りには、まだまだ瓦礫が残っています。
土嚢が積み上げられています。高台の家は無事だったようです。
見渡す限り、津波に叩き潰され、押し流された町の跡が見えます。
波に呑まれ、様々なものにぶつかり、原型をとどめない自動車の列。
これは、もとが何だったのか、判別できません。フォークリフトのようでもあります。
一本道の向こうに、津波の襲われたアパートのような建物があったので、行ってみました。
そして、次に向かおうとした時
枯れた木に透明のテープが引っ掛かっています。津波で自然にそうなったのか、あるいは、誰かが何かを創ったものなのか。
なんであれ、私には
天に向かって高々と両手を挙げ、廃墟の中で復興を祈る天使の姿に見えました。
避難放送で多くの町民を救い天使の声だったと言われている遠藤未希さんの化身のようにも思いました。
ご参考:
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/212.html