最初に、こちらをご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=M-neskB4FOc&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=FWAiyoSflJw&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=TX8MeGd7BkU
今だに、涙が出てきます。遠藤未希さん、あなたのことを、日本国民いや世界中の人々が忘れません。
遠藤未希さんが、最後まで避難放送を続けていた防災対策庁舎です。昨年７月に入籍し、今年９月に披露宴をするはずだったそうですね。１０メートルを超える津波は、この庁舎にも押し寄せ、中にいた人たち、屋上で待機していた人たち数十人も押し流しました。助かったのは、大きなポールにしがみついていた人たち１０人くらいと聞いています。
８月１４日のお盆ということもあり、祭壇が設けられ、何人かの人たちが、慰霊のために訪れていました。
ひしゃげた階段の手すりです。
これは電柱でしょうか。ひんまがっています。その下には、水たまりが・・・。
曲がったチリ地震の時の波の高さを表す標識。なんの役にも立ちませんでした。
慰霊に訪れた人たちが、写真を撮っていました。千羽鶴や卒塔婆が見えます。
祭壇の前で手を合わせる人たち。
次々とお祈りをします。
若い人も、線香に火を付けていました。
霊に奉げられた品物の数々。
いたるところで、こうした光景を見ましたが、どこも、皆押し黙り、静かにお祈りしていました。
祈る人々。
このスポーツウエアは、寄せ書きから推測すると、子供たちの野球チームのコーチをしていた町職員の方が亡くなり、その教え子らが、思いを書き込んだもののようです。
黙々と祈りをささげる人々と庁舎の上で、夏の陽が、傾きつつあります。
私も、そっと手を合わせてきました。