読者登録してね  NHKの衛星放送が、英国のロイヤル・ウェディングを生中継したのはまあ、よしとしよう。日本でも、世間一般の関心が高かったからだ。


 しかし、その内容はお粗末の限り。バッキンガム宮殿やウェストミンスターのすぐ近くに放映場所を設け、覗き趣味丸出しである。


 また、キャサリン妃をケイト妃と呼んでいた。字幕もそうだった。


 ケイトというのはキャサリンの愛称らしいが、愛称で呼ぶのは親しい人たちだ。まったく関係のない報道機関が、○○ちゃんのような呼び方をしていいのか。BBCはキャサリンと言っていたと思うが・・・。


 さらには、女性アナウンサーが、NHK欧州総局長の言葉に二度、驚いたように「へーっ」「へーっ」と連発していた。こんな下品はやりとりは勘弁してくれないか。


 また、このアナウンサーは「ケイト妃ななぜだか下を向く場面が多いようですね」と、わけのわからんことを言っておった。王室に入った先の困難を早くも感じているようだと言いたかったのか。そうだとしたら、自分の感情移入だ。変な先入観で喋らないでもらいたい。


 解説にしても、なにかうわべだけで、さすがNHKというべきものが何もなかった。


 最近とみに若いものに迎合するNHKだが、迎合のしすぎ、あるいは押し売りはよろしくない。見ていて不愉快だ。


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