台湾を発つ前夜、すこしうろついて、高級料理店に入ろうと思いました。中山まで行って、いろいろ探したのですが、なかなかありません。駅から大分歩いたころ、これは高級だろうと思われる店を1軒見つけました。

 結構高い建て物です。入ってすぐ、レセプションのようなものがあり、男のドアマンと2人の受付の女性がいます。そこで、「ご飯が食べたい」というと、「どうそ」と案内してくれました。

 1階の奥の方にテーブルがずらりと並んでいます。お客は誰もいませんが、そこに座ろうとしました。すると、案内してくれた女性が。「何を食べたいのですか。ここは西洋料理のコーナーなんです」とか言ってます。

 「台湾料理」というと、では、「エレベータで3階に行ってください」とか言っているので、さっそく3階に行きましたよ。

 それで、中国料理か台湾料理のコーナーに行って、「北京ダックが食べたい」と大きな声でいいました。

 ところが、そこを取り仕切っている中年女性は「北京ダックは5-6人からです。1人ではとても食べ切れません」とのたまうので、「えーっ、日本だと人数に関係なく出してくれるところが多いけど」と思いつつあきらめました。

 そこで、紹興酒を1本頼みました。
チャッツワースの庭にて
 はい、これです。それと付き出し。付き出しは、なんか煮干しのような感じでしたよ。

チャッツワースの庭にて
野菜も頼みました。これはほうれん草じゃなかったかなあ。



チャッツワースの庭にて
これは、大根のおもち。これが一番美味かった。甘辛くて、なかなかいけます。



チャッツワースの庭にて
これは、たしか海老シューマイ。これもなかなか。



チャッツワースの庭にて
で、中年女性は、北京ダックは1人では食べきれないというのに、あれはどうか、kれはどうかと勧めてくる。それで、台湾風オムレツを頼みました。これは、卵もぱさぱさで、具も多すぎる感じ。どうもオムレツという感じではなく、食べきれないこともあり、残しました。

 ふと隣を見ると、6人ほどの客が北京ダックを頼んでいました。皮をうまそうに食べています。ああ、これが食べたかったのに。で、しばらくすると、皮を剥がれたダック1羽がまるまる出てきました。なるほど、北京ダックといえば、日本では皮だけだけど、少なくとも台湾は、本体も出てくるのだと納得しました。これじゃ、確かに1人じゃ食べきれない。


チャッツワースの庭にて
一夜明けて、桃園空港にはバスと行くことにしました。高速道路は、この日はあまり込んでいませんでしたが、それにしても小一時間かかりました。



チャッツワースの庭にて

 さらば、台北よ。また来たいものです。



チャッツワースの庭にて

 空港に付きました。最後に台湾の料理が食べたい。そう思って空港のレストランに入りました。まず頼んだのが、ピーナッツ豆腐。甘くて美味いが、日本だったらもっと微妙な美味しさが出るのではーと思いましたよ。

チャッツワースの庭にて
 赤い油ワンタンです。これもまずまずですが、これらが日本でも一般的な料理になれば、もっとうまくなるのではーと感じました。

 でも、台湾、何度も行きたいところですね。


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