台北101で下界を見物していたら、腹が減ってきた。北京ダックが食べたいーそう思うといてもたってもいられない。台湾に行ったら、北京ダックを腹いっぱい食べたいと思ってやってきたんだ。そうだ、ガイドブックに載っていたレストランに行こう。


 で、外に出て、駐車場の前にいた警備員にバスの停留所の位置を聞ちを英語で聞いても分かってもらえない。でも、どうにか教えてくれたが、どうも違うようだ。それで、今回の台湾旅行では、絶対に必要でない時以外はタクシーに乗らないと決めていた禁を破って、拾ってしまった。

 そのレストランは結構遠かった。名前を書かないのは、絶賛するほどのところではないから。普通の大衆レストランだった。確かに安いのは安いーしかし、下町のどこにでもあるレストランというか、大衆食堂風ですよ。

 まあ、それはいい。「北京ダック」と頼むと、予約がいるとのこと。なんだー、せっかく車を飛ばしてやってきたのに。しょうがない、取り合えあず台湾ビールを頼む。
チャッツワースの庭にて
 これです。けっこういい味でしたよ。メニューを見ると、ちゃんと日本語でも書いてあります。




チャッツワースの庭にて
 で、まず最初のオーダーが、コーンとうるち米のおかゆ。まったりしてこくがあって、美味かった。15台湾ドル(45円)。安い!



チャッツワースの庭にて
 エビのトマト炒め。これもまずまずの味だが、270台湾ドル(810円)。これは、おかゆ45円の店と外観と内装からして、ちと高くないのかあーーー。タイグイラ(高い!)と言いたいが、まあまずくもなく、満足いく味なので、致し方なし。




チャッツワースの庭にて
 最後はこれ。何でしょう。見たことないでしょう。これが「臭豆腐」という料理なのです。ホテルん着いて、周りの商店街を歩いた時、乗ってきた臭いにおいの原因なのです。豆腐の上に、漬物のようなものが載っております。出てきた時から異様な臭いが漂ってきます。しかも、テーブルにおいて、火をつけるのですよ。

 えっ、どんな臭いかって。まあ、くさやとほとんど同じと思って下さい。それが、火をつけるとますますきつくなり、におう範囲が広がっていきます。

 隣のテーブルでは、家族7-8人が食事をしていましたが、まったく動じる様子もなく、平然としています。ほほう、台湾では、臭豆腐を日常食べるのですな。それが当たり前になっているようです。

 で、食べてみると、これが結構いけるのです。ガイドブックには、病みつきになる人もいると書いてありましたが、そこまでは行かないでしょう。でも、食べられる。食が進んで全部平らげました。130台湾ドル(390円)。これは妥当なところでしょう。

 さあ、腹も一杯になったところで、近くのMRTの駅に行って、ホテルに戻ることにしましょう。夜こそ、北京ダックを食べるぞ。

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