デジャビュ


急にかすかに感覚をよみがえった

まいったな

手から伝わるあのあたたかさ




失ったものの大きさに

得たものの大きさ

でも結局ゼロにはならないのね



少しも綺麗じゃないあたしを

スペシャルにしてくれた


恋愛なんて
そんな簡単なものじゃなくて

そんな愛に満ちた目で見ないでよ

お手上げだよ

懸命のふくれっつらも
空気がぬける


自分から切り離した

後悔なんかない

自然なことだった



涙が出るくらい幸せだった



自分のことなんて何も知らなくて興味もなかったあたしが



初めて自分も大切なんだと心から思った




空もカタチを変えてゆく


現実と一緒に想い出も
ガラガラ崩れさればいいよ



リンボの面接室で

あたしは何も答えられないだろう

だまっちゃうんだろう

きっと
死んだ瞬間だって覚えてない







ジーンは笑ってんのかな

きっと
意地でも守らなきゃいけないものもあったかもしれない




あたしは悲しいときつらいとき悩んだとき

言葉がこわくて

ぜんぶ絵にぶつけてた




みどりいろの心臓

硬いユビでにぎりつぶして



真っ赤な火が噴出す
黒い弾丸思い切り床にぶつけて