なんて言われるだろう。
ベッドに横になって私は考えた。
できる前は、できたらもちろん産もう!!と言っていた彼だけど本当に産もうというのかな?
それとも、できたと知った瞬間からおろしてほしいと懇願するのかな?
私はネットで見た様々な反応を彼に当て嵌めては、その時自分はどう思うかを考えた。
産みたいとかおろすべきとかそんな気持ちが私の頭には全く浮かばない。
この時の私は、全く実感が湧いてなかったから。
だから、どれだけ想像しても私自身私の気持ちが全く予想できず無駄に不安が膨らむばかりだった。
そうして、数時間後…彼は部屋にやってきた。
いつも通りハグをしてキスをして彼はご飯を食べ、私はその間テレビを眺めた。
緊張してなかなか言い出せなかった。
ただ、別れると言われることが怖かったから。
ご飯を食べ終えた彼は、私に抱きついてくる。
私はそれをやんわりと引き剥がして、座るように彼に伝えた。彼はなんで?といいながらもそれに従う。
私と彼はお互いに顔を見合わせて座っている状態。
私は彼の手をとって、ゆっくりと口を開く。
(以下、彼氏表記は圭吾。私は玲奈。)
「ねえ、圭吾は私の事好き?」
私は、圭吾の目を見てそう問う。
既にちょっと泣きそう。
「何回も聞くね(笑)
俺は玲奈のことだいすきだよ。玲奈は?」
まさか聞かれると思っていなくて、
面食らいながらも私は「だいすきだよ」と伝えた…その数秒後。
「もしかして、妊娠した?」
さらに面食らった。先を越された。
たぶん、感情が表に出やすい私のことだからバレバレだったんだと思う。
「…うん。」
そう返事をして、私は4週と5日目と言われたことと胎嚢ができていたこと。
妊娠と中絶について調べた限りのことを話した。
話し終えた時、彼は複雑な表情を浮かべていた。
「そっか。一人で悩んどったやろ?
ごめんね。きつかったよね。ありがとうね。」
と言って私を抱きしめた。
結論をお互いに伝えるのが怖かったんだと思う。
彼は、その後ぽつりぽつりと今父親になることが様々な問題を含めて不安なことと複雑だという気持ちだけを伝えてくれた。
その後、私に産みたいかを聞いてくれたけれど私は「わからない」としか言えなかった。
彼はそうか…と言って私を抱きしめてくれた。