徳誰パロ(平手×守屋)










6月。梅雨の時期なった。

夏服に移行した頃、私と平手は付き合い始めた。




そして梅雨も明け熱い夏が始まった今日、平手と初めて放課後に遊園地デートする。2人で静かに歩くのも落ち着いて安心するけど、やっぱり私は平手と話したい。いくら付き合ってるとはいえ、まだ付き合って数ヶ月だから。




「ねえ平手はさ、私のどこが良くて付き合おうと思ったの?」



ジェットコースターの列に並びながら、ふと疑問に思ったことを聞いてみた。

平手はなんて言うだろう?



「守屋ってさぁ、感情が全部顔に出るじゃん。思った事全部言うし。あと美人だし。」


「へー」



なんだ可愛いとか美人だとか言ってくれないのか、って思ってたら最後の最後に言ってくれた。

平手に普段可愛いとか言われないから照れるな....




「あ、守屋照れてる?はは、かーわい」


「っ、うるさい、ほら乗るよ!」




その後も、絶叫系が大好きな私達は時間を忘れて色んな乗り物に乗った。




「あ、もう8時じゃん。守屋時間大丈夫?」


「うーん、もうちょっとしたら帰らないとかな....


「じゃあさ、最後に観覧車乗ろうよ」




なんて恋人達がやりがちなデートプラン。

そう思ったけど平手と少しでも一緒に居られるのは嬉しくて、気づいたら首を縦に振っていた。




最後に乗るやつだからって言って、平手は調子こいてピンクの観覧車に乗り込んだ。

さりげなく繋いでる手を引かれてキュンとしたのはまた笑われたくないから絶対に言わない。





今日の学校での出来事とか、乗った乗り物とかの感想をわちゃわちゃ話しているうちにもう観覧車のてっぺんに着きそうになっていた。





「守屋、今日はいきなり誘ったのにありがとね、」


「私こそ誘ってくれてありがと、平手とデートするの楽しかったよ」


「ねぇ、こっち来て」





恋人と2人きりで観覧車に乗っててっぺんに着いた時にする事なんか1つしかなくて。





「茜、愛してるよ」


「私も」


「名前で呼んで?」


「友梨奈、私も愛してるよ」





綺麗な夜景の中でしたキスの味はきっとこれからも忘れられない。