ある一定のところで

ふと、気づく。


物語の終わりは、始まりとともに

刻々と、時を刻んでいた。


残されたページ。


目を、背けていた章。


数えればキリはなく


自分への問い掛けは絶え間なく続く。


振り返れば、開幕とともに終焉は間近で


虚しさが降り注ぐ。


それでも、終わりがあるから


この気持ちが生まれた。


「永遠」というものには、存在し得ないだろうこの気持ちが。


それは、悲しみにも似たなにか。


苦しみにも似たなにか。


だけど、どこか暖かい。


その、痛みと引き換えに、重さを感じられる。


全ては、痛みがあっての幸福だから。