境界が確定しないことの不都合は、売買において売買対象敷地が確定しない、相続で物納しようとしても不適格扱いになってしまう等考えられます。

いずれにしても必要な状況になったときにはじめて境界確認書が必要だと気づくことが多いように思います。

近所付き合いが良好な関係なら問題ありませんが、関係が希薄であったり、騒音等などで関係が悪くなっていたり、売買や相続で所有者が変わっていたりすると難攻するケースが多いようです。


平成17年に不動産登記法が改正されて、「筆界特定制度」が導入されました。

これは、土地所有者の申請により、筆界特定登記官が、いろいろな資料をもとに調査員の意見を聞いて筆界を特定するものです。

従来は境界確定訴訟(裁判)のみでしか確定する手段はありませんでしたが、これにより弁護士に頼むことなく、早期に決着することができるようになりました。ただ早期といっても6ヶ月から1年位は要するようです。


といってもこれまで実務において、この筆界特定制度を利用して筆界を確定したことは私自身まだありません。


境界の話をすると、いつも小学校の時の木製の机を思いだします。

当時はいまのようなスチール製の机ではなく、長方形の2人でひとつの机でした。

隣の女の子がエンピツで境界線をひいて、私のノートや消しゴムが出ようものなら肘で押し返されていました。

私もわざと消しゴムのかすを出したりして。

その頃から気の強い女性がタイプになりまして・・・・


話が大分それましたが、境界線(点)で揉める話は結構あって、いつも「しょうもない!」と思ってしまいます。

よく話を聞くと、境界線(点)が問題ではなく、感情的な部分が多いからです。

いい歳した大人が、「おもしろくないからハンコは押さない!」と。。


土地調査士のA先生が1ヶ月かかってもできなかった3件の署名捺印ですが、とにかく会って話しをするしかありません。

平日の21時すぎにマンションに行ってみると、A先生が昼間行っていつも留守だという家に電気が灯っています。

1件は50代の一人暮らしの男性で事情を説明すると、すぐ署名捺印してくれました。小さくガッツポーズ。

もう1件も電気が灯っていましたので、訪問するとムスッとした60代の女性。

今夜は疲れているので、明日お店の方にきてくれということで話ができました。なんとかなりそうです。

あと残り1件・・・


不動産&FP魂


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