銀行の紹介で、S社長と会ってから6ヶ月が経過していました。
私のいる会社では、なかなか土地が買えない中で、売主と直接交渉していて、頻繁に交渉だといって直帰する私の物件とあって社内ではAランク物件として扱われていました。
また、設計事務所や施工会社等の外部の協力会社を動かすには、もう私個人だけでは、無理な状況でもありました。
そんな折、売主より提示された金額でしたので、当初の予算より1億弱高いですが、もうやるしかありません。
なんとか原価の圧縮できる部分を調整し、また販売価格も調整し、社内会議で正式に了解をもらったのは、価格の提示をうけてから10日程たっていました。
喜び勇んでS社長のところに行くと、「悪いけどもうあと5000万買い上ってくれないか?」といいます。
私:「いまさら何いってるんですか
あの時この金額で売るといったじゃないですか
」
S社長曰く、私に説得されて売る決断をしたものの、この10日の間に親しい知人に売却の話をしたところ、もっといい条件の会社を紹介されたらしい。
いっきにどん底に落された気分でした![]()
さんざん交渉して売る気にさせて、最後の一番おいしいところを持っていかれるのか。。
こんなカッコの悪いことはありません。
あの価格の提示があった時に、私が「会社に持ち帰って検討します
」なんて新入社員のようなことを言わないで、「会社を説得してでもやります
」と言えればこんな展開にならなかったかもしれないと1億円にビビってしましった自分に後悔しました。
どうする?どうする?
「ふざけるなぁ~」と言って机をひっくり返して帰るか?・・・
どうしかたか?・・・
こうしました・・
いろいろなことが頭の中を駆け巡るなか、
私:「あと5000万買い上がれば絶対に売ってくれるんですね
」
S社長:「約束する」
私:「じゃこの紙にその旨を書いてサインをしてください。契約日は○月○日でいいですね。じゃその日を目標に契約書をつくっていきましょう
」
もう半分ハッタリです。出来なければ「ゴメンナサイ」というだけです。
しかしながら人の心はわかりません。。
金額が上ったことより、S社長に裏切られたことの方がショックでした。競争の激しいビジネス社会ではしょうがないことなのでしょうか?自分はまだまだ甘いのでしょうか?
重く暗い気持ちで会社に報告の連絡をいれました。
「すみません
何だかしらないですけど、あと5000万あがっちゃいました。。」
続きはまた明日・・・
不動産&FP魂![]()
