【オナベばぁの独り言】無学ですが、大学院に合格いたしました! | 痴山臣蔵:仏教の国からこんにちは

痴山臣蔵:仏教の国からこんにちは

トランスジェンダー(FtM)な会社員をしながら、講談風語り手・高野山大学大学院生。密教学(仏教美術など)と妖怪学をエンジョイ。最近また(怖くない)怪談を始めました。

お疲れ様です。

時に会社員、時に講談風語りしている人、時にラジオパーソナリティ、時にプロデュースなどしちゃっている人の伊藤貴臣です(笑)。

 

数年前までに出会った人たちのほとんどが「想像していなかった!」と驚く訳なのですが、長い人生色々とあるもので…まだココには書けませんが、底から確実に這い上がって来ています。

まずは大学中退者の私は高卒扱いなのは、周知の通りで…何をするかと言うと、「大学院受験資格試験」というものを受験いたします。早い話が海外にはよくある「飛び級試験」です。

 

 

合格すると、ぺらぁ~んとこんな合格通知が届き…いよいよ、大学院受験(一次試験)に突入いたします。

私はいくつかの作文(研究計画書)と論文を書き、通知を待つことに。

 

 

 

すると、合否結果として…こんなものがセットで送られて来ます。

そして二次試験(面接)と進むのですが、今回は定員割れかどうなのか…その時にいた受験者数と募集枠から計算すると、単純計算で合格率は50%以下かと。。。ただ私は午後からの試験でしたので、午前にも試験があったのならもう少し合格したは下がるのかな?と考えています。

 

 

で、最終試験結果はこんな感じで、色んな書類と一緒に届きます。

通常は大卒ですので、最初の試験は免除されますし、私の場合は高校卒業証明書と現在の名前が異なるので、それを証明する書類準備など色々と手間がかかりました(笑)。

 

これで、思う存分、ハンセン病・人権・命の尊さ・芸術に関することを気兼ねなく研究できる身分をこの春から入手出来るのです。

無学であったとしても、コツコツと地道に、何を言われようとも確固たる信念の下、そうあり続けることが大切と、私は実母や沖縄の母である金城幸子さんに教えを受けました。

 

そして、いつも書きもするし、発言していますが…名も声も無き魂たちの代弁者となり、膝を抱えて殻に閉じこもっている人たち、(ハンセン病)回復者・その遺族・家族の何かお役に立てれるよう、精進いたします。そのためには、皆さまにはもっと沢山のことを教えていただきたく思いますので、どうぞ、これからも末永く、よろしくお願いいたします!

 

 

名も無き魂たち、偽りの名を名乗るしかなかった魂たち、現在もその役割を背負う人たちのメッセージを背負う一人として。

今日、生きている人たち…すべての人たちへ。

すべての世界へ。

 

一人一人の力は限られています。

そんな一人が百…たくさん集まった時に、何かを起こせる、何かが起きる瞬間がございます。

最高の光が満ち溢れるものにできるよう、これからもお願いいたします。