「人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。
何が起きても誰のせいにも出来ないからね。」

最近ふとSNSを見てて目に入った言葉だ。
特に気にも止めなかったが、何故かその言葉だけはよく覚えていた。


私の年齢であれば一般的には進学か就職して、新たな生活に溶け込もうとしている真っ只中であろう。

私も就職し、まだ少々不慣れなこの生活をなんとか過ごしている。


ここまでは普通だが、仕事始めて少しで別の道を歩むことを選択してしまった。それも茨の道と言えるべき決して楽ではない道のりだ。

高校時代ならまだマシだが、社会人では話が変わる。勤労の義務納税の義務(といっても所得税ぐらいだが)を負いながら勉強するのは中々しんどい。


それに加えて職場環境も面倒だ。現在は研修のための支部に属しているが、1年程度でその道のプロの1人として扱われる。

そのための技術向上などやることがとにかく多い。

同僚も各地からこの場所を夢見てやって来た人がほとんどだ。

私もその1人だったが、今はそうでもない。

大学進学について見直した結果、あれだけ熱望してきた環境に属している自分が分からなくなってしまった。


こんな状態で同僚としばらく過ごすことを考えると正直不安どころの問題じゃない。


割り切って考えようとしても深く考えてしまう。


しばらくは自分を偽って、さながら役者のように過去の自分を装おうと思う。


......こんなことを考えているのにその元凶となった大学進学については全く揺らいでいないのは何故だろう。

この職の展望全てを犠牲にして、普通とは異なる大学生活に臨もうとして、お金も結構使ってリスクある未来に向かって行こうとしているというのに......


でも今の自分にできるのは勉強と、ただ黄昏れるように空を仰ぐぐらいだ。