東から、一時西の実家へ帰らされた。
母親が自分の事で泣く。心配だと。
私はそんな母親を心配する。そして、帰ってきた。
自分の身の安全の為ではなく、両親を心配させたくなくて、帰ってきた。
だ け ど
夜、久し振りに実家の屋根の下、横になる。布団をかぶる。
からだが、ゆれているかんかく。
ぐうらりぐうらり
揺れている
わけがない
なのに、 よこたえたからだが
ゆ れ る
ねているのか ねていないのかもわからない
きこえる、とおくで、きゅうきゅうしゃのサイレン
あの音はあの人を連れてこうとしてるんじゃないのか
いや違う。私は今その場所に居ない。
おそってくる、ふあんが。
寝られない、寝られていないのかすら、眠いのかも、わからない。
だれかを心配で、なにかを気に病んで、食べ物が喉を通らないなんて事が
あるんだ。ほんとうに。