五日目

ボランティアに行くため、七時に起きる。


県の機関に着いた時から、”自己満足”感におそわれて


手伝わせて頂いている間中、無力感にさいなまれる。



コーヒーを一缶と、清々しい「さようなら」の言葉を聞いて、少しだけ、よかったかもしれないと思う。


疲れた。



夜のうちに、関東に住む友人のブログにコメントをすると、携帯に直接メールがきた。

私にとって、一番必要な言葉が綴られていて、このヒトの言葉の的確さに救われる。


こちらの方が元気付けられてしまうなんて!


良い友人に恵まれて、

泣きながら寝た。

ボランティアの事もあって、

少し、焦り過ぎていたかもしれない事に、気付く。

四日目

今朝は墓参りに行くので、八時半に起床。


夢をみた。アーティストが出てきた。

いい夢だったので起きたくなかったのだけど。


募金に行って、墓に供える花を買って、伯母を迎えに行く予定。


行ってきます。



だれかと一緒だと、母を伺うアンテナを低めに設定できて、

らく。

三日目

疲れもあり、十一時に起きる。

また母に怒られるのだなとユウウツに思っていたら、明るくおはようと言われ、面食らう。


母は気分屋さんなのである。


昼ご飯の為のピザ生地をつくる間も、母は上機嫌であった。


こんな時だと、震災に関するニュースを見ても怒らない。


ここぞと、TVを点け、母を伺いながら、ニュースをみる。



いまだに、昼夜かまわず身体が中からゆれる感じがあり、くらくらする。

二日目

前日から祖母の家に行くと言われていたので、朝八時に起きて支度をする。


祖母の家で、パンを作り、祖母の習う声楽の練習を手伝い、夕方まで過ごす。


祖母と母がしきりと話をしているなか、自分をみうしないそうになり、


途中、友人とメールをして、ほっとする。


時折、自分はどこに居るんだろう、と思いながら。

一日目

朝十時半に起きる。

母の姿がなく、食卓には雑に書かれたメモ。

「病院に

  行く!

    母」

文面、字面から、理由のない怒りを感じ、げんなりする。


母は、理由無く、怒る人なのである。


その日は、母の機嫌を注意深くとりながら、過ごした。