東京郊外・桜ヶ丘ニュータウンに住む、中学の二年生のエイジ。平穏だったその街で連続通り魔事件が発生する。事件は次第とエスカレートするも、ついに捕まった犯人は地味な部類のクラスメイトだった。
その日からエイジの中で混乱が生じる。
あたりまえのように加害者を非難する皆とは逆に、加害者と重ねて何度も事件の擬似体験をする自分。
周りの目からは、明るく元気な優等生にうつっているはずなのに。。
正常か異常か、その境界線はいったいなんなのか。

挫折した部活、いじめにあっている元親友、密かに抱く級友への片想い…


子どもから大人になる微妙な中学時代の心理を、リアルな表現で描かれています。

重松さんはほんとにこの辺の心理描写が上手い!


今の若い人たちや、後味のすっきりしたものが読みたくなった人にオススメの一冊です!