穴を開ける位置に自分で印をつけるよう指示されて焦った
壁に鏡があったが、遠近両用メガネを外して近づかないと見えない




複数の看護師の好奇の目に晒されている緊張感と、動揺を隠したい気持ちで必要以上にゆっくりと耳たぶの中心と思われる位置にペンの黒を付けた



ピアスを選び左耳から



撃たれたような衝撃



いや
ピストルで撃たれたことはないので
違うかもしれないけど



ファーストピアスなので、軸は太く長い
けっこうな衝撃に狼狽えた



すぐ後ろで待機していた看護師がピアスキャッチャーをしっかり入れてくれた
医師もそれを確認して
初めて私に
「大丈夫ですか?」と




いや、大丈夫じゃない
もう一度撃たれるのは怖い。。



でも片側だけなんて嫌だ
若くもないのに泣きごとはみっともないなど、一瞬で色々よぎり
平然としていた




こんな場面で見栄を張る自分が嫌いだ