結婚する前から
夫(当時は彼)からのモラハラはありました
なのにどうして結婚したのか

きっと育った環境が関係してる

経済的にも厳しく
いつも喧嘩ばかりしてる両親
母がキーキー怒ってる
でも父は無反応
いくら喧嘩をしても
両親の関係は変わらなかった

そして実家の周りには
父の親兄弟姉妹が固まって住んでました

嫁イビリもあったけど
父は母を庇う事はなかった

自分の親兄弟が優先

どう考えても
母は精神的にもお金にも余裕がなかった

そんな環境で育った長女の私は
子供心にも自分の家族を
どうにかしなくちゃ

喧嘩がなくなるように
自分がどうにかしなくちゃ
私が明るくしなきゃ

少しでも母の助けになるように
負担が軽くなるように
家の事をしなくちゃ

家事も手伝いをやってました
「お姉ちゃん、ありがとう」と言われるように

でも
あまり効果はありませんでした
結局ずっとイガミ合ってる両親でした

こんな環境
本当なら母親の見方になるはずだけど
私の気持ちを踏みにじる事をする母だったので
そうはならなかった

社会人となり
夫と付き合うようになって
結婚の話になってきて

心の片隅に
「私は自分の家庭はちゃんとした家庭が作れる、母のような事はしない 、もっともっとちゃんとした家庭を作る」と
母に対する対抗心のようなものがあった

無口な父とは正反対の夫だったので
きっとできる
夫が怒鳴っても、亭主関白な人だから
これで家庭を引っ張っていってくれる
自分に自信がなくて
優柔不断で決断力がないから
夫に頼れば大丈夫

そして両親から早く逃げたい
離れたいって気持ちもありました

怒鳴ってもその後には
いつも通りの夫に戻るので
こうやって生活していくんだろうな
そう思ってました

母には負けたくないから
夫の事を相談する事もありませんでした

全て私の勘違いですね

母との関係は今でも
あまり上手くいってはいません

結婚前に引っ掛かってる事は
結局最後まで引っ掛かってますね

何か違う、変だなって思っても
すぐに声に出せない
反論したくても昔の母を思い出す
母のように文句ばっかり言う人にはなりたくない。母はいつも言い過ぎてたので
私は自然に自分の気持ちに蓋をしていた
我慢していた

本当に私の勘違いでした