中禅寺湖のフライフィッシングに
夢中になり、今年で5年目
フライは10代の生意気なガキの頃から
30年以上やってます。
にわか管釣りフライマンでした。
中禅寺湖は
過去4年で104日釣行し
215匹のトラウトを釣って来ました。
まだまだ全然です…


中には週1の釣行で
厳しい夏場だけで
100を超える釣果を残し
毎回ほぼ2桁を釣る
神のような
強者のフライマンの方も居られます。


沢山釣果を残す
夏場も通う強者さん達には
共通点があり
まず、休憩をしない
釣れないときは腰も下さずに
一日ずっと立ち込み引っ張りながら
おにぎりやパンなどで空腹を満たし
終始釣りが可能な時間は
一日中釣りだけに集中してます。
自分はそんな先輩方々の釣りに
対する情熱を見習って少しでも近づけるように頑張っています。
自分も含め超変態釣り変人です(笑)


フライフィッシングで
魚を釣る上で大事なことは
魚を驚かさない散らさない
静なキャスティングが大事で
最低限の打ち返し
コンパクトで静なキャストに
フライのターン
中禅寺湖フライで釣りをする上で
バックスペースが無いポイントが多く、そんなポイントでフライフィッシングで魚を釣るには飛距離も出て大してスペースも要らないダブルハンドのスペイキャスティングの重要性を実感し
練習5年目で実釣3年
田舎の田園地区なので
キャスティングの練習環境に恵まれ
近所の川で練習中に
偶然声を掛けてくださったのがキャスティングの競技を熱心にやられてる方々でした。
今では良き釣り仲間達です。
そんな師匠の方々から
基礎から教えて頂き
身近にキャスティングを極めてる方が居たのも自分にとっては上達の近道で幸いでした。
共通の趣味を持つ仲間にも恵まれ
競技の無い期間は一緒に釣行したり
オフシーズンは毎週のように
仲間達と極寒の川に浸かりキャス練してます。
キャス練の際はロングベリーでのシングルスペイがメインで
シングルスペイは、右手投げの場合
左前方にセットしたラインを自分の正面に角度変換して投げる厳密に言うと角度変換があるのがシングルスペイです。
変換角度が多くなるほど難易度が難しいくなります。
ロングベリーでのシングルスペイには
基本の動作が詰まっていて
しっかり基本が出来ていないと打ち返しすら簡単に出来ません。
師匠(仲間達)お蔭で年々上達し
実釣ラインの短いヘットなんかは簡単に扱えるようになり
釣りだけに集中もでき魚と出会えるチャンスも年々増えて来ました。
止水の湖での釣りで
最悪なキャスティングは
バチャバチャ何回も打ち返せないと投げれない
バチャバチャキャストなんかは
魚を散らしたり、入って来るであろう回游の魚も避けて通り過ぎたり
止水の魚釣りに関しては致命的です…
そのバチャバチャ打ち返しの真下がブレイクだったりもします。


あと、基本的なことなのですが
フライが水の中に有る限り
魚が掛かる可能性があり
リーダーまでしっかり引っ張り
最後は竿を立て足下まで魚を狙います。
そして同時にフライのチェック
テール絡みやノロなどのゴミに
泳ぎに動きと姿勢のチェック
ティペットやリーダーに傷やノットなど
毎回のチェックが大事で
そのな地道な作業をするだけで
釣果やキャッチ率もupすると自分は思っています。


次に、ポイントに着いて
直ぐに立ち込むのではなく
陸上から手前のポイントから順に
狙って行きポイントを潰してから
初めて立ち込むのも大事です。
行きなり立ち込むと
手前にいるかもしれない魚が
散ってしまい釣れるかも知れない
チャンスを自ら無駄にしてるかもです。


止水の釣りでは
湖流も大事で
湖流を効率良く引く
湖流は
風や波や地形や底の形状の変化や
流れ出しの水量だのの条件により
発生する場合があり
全く無いときもあります。
ラインの引く手に感じる引き重りで
微かだったり
直ぐにわかるくらい重みを感じたり
ラインを沈める際のカウントダウン中に
引き込まれる
ゾーンとかもあったりもします。
湖流が一番強いゾーンを的確に見つけ
タイマーなどで計り効率良くゾーンを探ります。
湖流のゾーンには
酸素量が多く活性が良い鱒達が
いる可能性が高いので
強い湖流が見つかると
心臓がバクバクバクバク興奮状態になり、いつくるかと緊張します(笑)
強い湖流ゾーンが
魚と出会える可能性が一番高いです。
あくまでも感覚なので人によって感じ方が違うと思います。


あと、釣りやすい良い時期なんかは
大体(4月中旬~5月中旬)
活性良い鱒達が餌さを求めて
近場に入って来るので
何も難しいことを考えずに
単純にボトムに沈めて
底を引っ張れば
簡単に釣れる時期もあったりもします。


フライ毛鉤は
何使ってるのとかどう巻くのとか
聴かれたこともありましたが
毛鉤がどうのうこうのより
どこに投げて
どの層を引くことが大事で
そんなに毛鉤の役割は
重要だとは自分は感じてはいません
以前、試しにドロッパーを付けて
管釣り用に使ってるテールの無い
只シェニールをぐるぐる巻いただけの
フライを付けたところドロッパーに
食ってきたこともありました(笑)
そんな活性の良い日もあるが
全くアタリがすら無いような
日もあったりして
どうせ使うなら少しカッコいいのを引こうかなと
不安回避の意味合いも兼ねて
少しまともなフライを使うようにしてます。
中禅寺湖の場合は
主にワカサギを補食している可能性が
高いのでワカサギのシルエットを
模したフライを良く使ってます。
時期やポイントにより
餌さとなるベイトが何かとか?
魚を釣るためには
そんなに毛鉤よりも
地道な努力と観察にキャスティング
的確な棚取りや
ブレイクをきっちり引くのなど
なんだかんだ文書にすると
大事なことだけらけで(笑)…


ちなみに
毛鉤は中禅寺湖と言えば
Nさんのスペシャルフライ
通称Nスペシャルです。
市販のシェニールとかのマテリアルで
簡単に短時間で巻けて
マテリアルを変えれば
色々なアレンジも簡単に出来て
中禅寺湖から一番近い
日光市のフライショップ
考案の釣れるスペシャルフライです。
ホームページに無料で誰でも観覧でき解説付きで巻き方を詳しく記載されてますので参考しては如何でしょうか?
まぁ中禅寺湖で一番自信を持って
信じて引ける釣れるフライです。
忙しく巻く時間がなかったり
巻くのが苦手とかの方は
販売もしてるので
ショップで本家本元のNスペシャルを
購入するのも良いかもしれないです。


自分が巻いている
Nスペシャル風フライは
UVの有り無し
ウェイトの有り無しを
#10~#6のサイズで巻き
各種使い分けしてます。
色はワカサギを意識した
定番のグレーオリーブが
使う頻度が一番高いです。
人によってはグレオリしか
使わないって言う方もいます。


もう、解禁間近でウズウズです…
今年は何回行けるかは
わかりませんが
頑張って行こうと思います。


よくレイクなんか釣ってもとか
言われてる方もがいますが…
こんなヒレピンでカッコいい魚が
釣れるのは中禅寺湖しかありません
自分は最高だと思ってます。


最後に
中禅寺湖のフライフィッシングを
確立されてこられた
大先輩の方々の
絶え間無い努力や探究心のお蔭で
現在のメソッドがあるわけで
本当にありがたいですm(__)m


あくまでも
自分の視点から
実釣で経験してきて思った
魚を岸から引っ張りオンリーで
釣るための持論ですので
皆さん
長年やられてて
色々な考えや持論を持って
釣りをされてるかと思うので
こう言った変人もいるんだなと
適当に聞き流してください。

初心者や興味がある方の
ヒントや参考になればなと…

解禁が待ち遠しいですね。

おしまい

ありがとうございましたm(__)m