「ストーンズから消えた男」
たまには、フィルムの紹介を。
この連休中に久しぶりに観たよ「ストーンズから消えた男」。
この世を去った偉大なるミュージシャンは沢山いるけれど、オレが逢って話をしてみたいのは“ブライアン・ジョーンズ”だね。
そう、「ローリング・ストーンズ」を作った男、リーダーだよ。
世の中には数多くのストーンズ・フリークがいる中で、ファン暦の浅い若輩者のオレがストーンズを語るには少々“難”が、あるけどね(苦笑)。
だって“世界最古”のロック・バンドだぜ。
彼に興味を持った最初のきっかけは、実はファッションなんだよ、奇妙でサイケデリック。
ストーンズ初期の頃は、ミックやキースより派手で、そしてお洒落で演奏する時のシルエットが格好よいんだよ。
彼にのめりこんでいくと、彼はあらゆる楽器を習得し、そして自らのバンドの曲にレコーディングしているのがわかったんだ。
ブルース、スライド・ギターの名手から始まり、シタール、タンブラー、ハープ、メロトロン、サックス その他 もろもろ。
今の時代ならばコンピューターで軽がるレコーディング出来てしまうけど、この60年代に血肉を注ぎ名曲達に“スパイス”を効かしたのが素晴らしい仕上がりになってるんだ。
…だけど、本来ギターのはずが他の楽器に移り始めたのはメンバーにギターとして「必要とされてない」という側面もある。
度重なるドラックとアルコール、女性問題、裁判等でリハやレコーディングに参加できないし、そしてオリジナル曲が作れない(と、されてる。)のが又、致命的。
で、キースのテクニック向上でギターは全てキース。
次第にバンドの主導権はミックとキースに移り変わった。
天才への落し穴は以外のところだったんだ。
そんな自伝的フィルムが今回のお薦め。主人公の俳優がそっくりだし、最初はミックやキースより輝いていて段々とスターダムから落ちていくのが解る。
そして長らく“謎”だった死因も最後にはわかるんだよね。
なんだか淋しいフィルムなんだけど、とても人間的で誰しも完璧にいかないと痛感させられるんたよ。
ストーンズから脱退?して次のハンドの構想もあったらしいけど…残念だね。
たった26才で人生 終わりは彼には早すぎだよ。
